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CHANGING TIME WITH CHANGING COMMUNICATION
11 / 2005
宮島 達男
CHANGING TIME WITH CHANGING COMMUNICATION
2005
この作品は、鏡に付いた数字のLED(ミラーLED)が時を刻んでいます。
青色LEDの数字は9〜1とカウントダウンし、赤色LEDの数字は1〜9とカウントアップしています。LEDのスピードは遅いものや早いもなど、すべて違います。そして、0は決して表示されず、一旦、暗闇になりまた、9〜1、1〜9と、そのカウントを繰り返します。0の時は、「死」を暗喩し、カウントしている時は「生」を隠喩しています。この「生」と「死」のダイナミックな繰り返しにより、「生命」の永遠性を表し、同時に「生命の輝き」をも隠喩しています。

さて、このミラーLEDは、向かい合う壁に、それぞれ青色LEDと赤色LEDが設置されています。青と赤、向かい合う壁。これらは、「対立」の構造を示しています。しかし、ミラーLEDは鏡に覆われているので、設置される場所や、反対側の「対立する色」のLEDをも映し出します。これは、「対立を超えて互いに対話する姿」を暗示します。その姿は、周りの風景を取り込みながら、常に変化し続けますが、単一の色では味わえない、深いハーモニーが現れてくるでしょう。そして、作品を見る人々は、常に対立のその間に存在し、その声を聴くのです。

私は、この作品で、「対立する人間同士の対話」や、それぞれが持つオリジナルな「生命の交感」を表現したかったのです。私は、ここに来訪する人々が「オリジナルな生命の輝き」と、その生命が織り成す「差異を超える対話」に耳を傾けることを願ってやみません。
 
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